今週の家電"売れ筋"週間ランキングでは、除湿機の人気機種をチェックしたい。ランキング集計には、売り場面積約5,500坪で都内最大級の品揃えを誇るヤマダ電機 LABI品川大井町店にご協力をいただいた。

5月26日~6月1日家電"売れ筋"週間ランキング - 除湿機編

順位 メーカー 型番
1位 パナソニック F-YHE100
2位 パナソニック F-YZE100
3位 シャープ CV-Y100
4位 コロナ CD-Pi639
5位 三菱電機 MJ-Z70DX
6位 パナソニック F-YZE60
7位 パナソニック F-YHE120
8位 象印マホービン RV-HC60
9位 東芝 RAD-C80DEX
10位 象印マホービン RV-JX60

今週の売れ筋ランキングの1位には、パナソニックのハイブリッド方式除湿機「F-YHE100」が輝いた。2009年3月に発売されたF-YHE100では「ワイド3Dルーバー」を搭載し、部屋干し時の乾きムラを低減し、乾燥時間も短縮できるのが特徴。店頭での実売価格は4万円台半ば(2009年6月3日現在)。本体色はシルバーとホワイトが用意される。

パナソニックのハイブリッド方式除湿機「F-YHE100」

セールスアドバイザー田本昌也さん

同店のセールスアドバイザー田本昌也さん曰く、「エアコンの除湿では、温度が下がるというイメージがあるので、勘違いをされる方も多いのですが、除湿機の"除湿"は温度を上げてしまうものです。除湿機選びでは、使用用途に合わせた選択が重要です」。温度の上昇を抑えたいのであればコンプレッサー方式、音がうるさいという弱点がある除湿機の中でも静音性を重視する場合にはデシカント方式・ゼオライト方式がおすすめだという。ただ、温度差があるほど効果があるコンプレッサー方式を使うほうが夏場は効率がいいそうだ。

田本さんのおすすめは、デシカント方式の「F-YZE100」。「コンプレッサー式は重いものが多く据え置きになってしまうケースが多いです。タンク容量が2.9リットルで、重さは7.4kgという10kg未満のF-YZE100は部屋間の持ち運びにも便利で使いやすいのでは」としていた。