T-Mobile USAが2つめのAndroid携帯となる「T-Mobile G2」のリリースを2009年初夏にも計画している。複数のメディアが報じている。G2はすでに欧州での提供が開始されているHTC Magicがベースになるとみられており、Android 1.5 (開発コード名: Cupcake) の登場をもって市場投入されることになる。
T-Mobileが初のAndroid携帯「T-Mobile G1」を2008年10月に米国市場に投入して以来、すでに100万台以上の端末が販売されている。今回登場するG2のベースとなったHTC Magicは、QWERTYのハードキーを備えたG1 (HTC Dream) とは異なり、キーボードレスな点が特徴。文字入力はAndroid 1.5でサポートされているソフトウェアキーボードを利用することになる。HTC Magicは、5月末に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたGoogle I/Oの全参加者に、1カ月の無制限データ通信サービスが付与されたSIMフリー端末が配られたことでも話題になっている。