大井川鐵道は4日から、SL列車に富士山静岡空港開港記念ヘッドマークをつけて運行する。ヘッドマークには静岡県のイメージキャラクター「ふじっぴー」が飛行機の姿になったイラストが描かれているという。ヘッドマークの大きさは80cm。SL列車は14日まで、大井川鐵道の金谷駅-千頭駅間を毎日1往復するとのこと。

大井川鐵道C56形のヘッドマーク姿

ヘッドマーク運転は富士山静岡空港が開港する4日に合わせて運行を開始する。SL列車の運行時刻は金谷発11:48-千頭着13:12と千頭発15:23-金谷着16:46の1往復。大井川鐵道では平日もSL列車を運行しており、休日などに増発されるという。このヘッドマークには、「SL列車はほぼ毎日、力強く走っています。富士山静岡空港も力強く離陸してください」とのメッセージがこめられているという。

静岡空港は大井川鐵道と東海道本線が連絡する金谷駅から道のりで約10km。金谷駅と静岡空港間を公共交通機関で移動する場合は、金谷-島田間は東海道本線の電車でひと駅、島田駅から路線バスの利用となる。所要時間は最短で約30分とのこと。