日立、蒸し機能の搭載で調理の幅が広がるホットプレート「HP-YS1」

日立リビングサプライは3日、ホットプレートの新製品「HP-YS1」を発表した。発売は6月10日で、価格はオープン。市場価格は、1万円前後と予想される。

ホットプレートでは、食材を焼いたり炒めたりといった調理を行うのが一般的だ。HP-YS1の特徴となっているのは、それらの一般的なホットプレートの調理方法に加えて、「蒸す」機能が追加された点だ。

製品には、平面プレート、穴あき焼肉プレート、スチームトレイの3枚のプレートが付属している。スチームトレイは、全面に細かな穴が開けられたプレート。水をはった平面プレートを置き、その上にスチームトレイを設置することで、蒸し料理を行うというものだ。食材の様子を確認できる耐熱性のガラス製の蓋も付属する。栄養価を損なわず、余分な油分を落とした調理が可能だ。

また、付属の焼肉プレートも穴開きタイプとなっており、焼肉の余分な油を落とすと同時に、調理中に周囲に油が飛び散るのを防いでいる。従来機に搭載されて板平面プレートで焼いた場合に比べて、食材に残る油の量、周囲への油の飛び散り量は、ともに70%削減されている。

プレート設置部分の下には、引き出し状の「丸洗いトレー」が設置されており、焼肉プレートから落ちた油は、ここにたまることになる。丸洗いトレーは、料理のあとで、まだプレートが熱を持っている状態でも取り外しが可能だ。

主な仕様
定格電圧	AC100V 50/60Hz
消費電力	1300W
穴あき焼肉プレート寸法	373(W)×14(H)×306(D)mm/質量約1.8kg
平面プレート寸法	373(W)×24(H)×306(D)mm/質量約1.9kg
スチームトレー寸法	353(W)×27(H)×293(D)mm/質量約0.5kg
温度調節範囲	150〜250°C
電源コード	約1.9m
外形サイズ	488(W)×109(H)×371(D)mm
本体質量	約8.0kg(プレート含む)
付属品	専用金属ヘラ