NEKIASは3日、携帯メールを利用した安否情報通知サービス『ANPY(アンピィ)』の提供を開始したと発表した。
厚生労働省によると、世帯総数に占める単身世帯の割合は、1990年は23.1%、2005年は29.5%で増加傾向にある。さらに2020年には、単身世帯の割合は34.4%となり、全人口の3分の1を超えると予測している(日本の世帯数の将来推移 2008年3月推計 国立社会保障・人口問題研究所調べ)。この結果から、家族と離れて暮らすお年寄りや、高校・大学を卒業すると同時に一人暮らしをする若者が増えていく傾向にあるといえる。
NEKIASでは、こうした状況に対応し、震災時や一人暮らしのお年寄り向けに加え、独り立ちした子供を持つ家庭や単身赴任中の夫婦同士、親しい友人関係なども対象にした安否確認サービス「ANPY(アンピィ)」の提供を開始した。
利用方法は、PCでANPYのサイトにアクセスし、会員情報と安否を確認したい相手(マイアンピィ)を登録する。マイアンピィは3名まで登録可能となっている(追加料金により、何名でも追加可能)。
登録した人、登録された人双方に、元気かどうかを尋ねる安否確認メール(アンピィメール)が毎日届き、どちらか一方が体調不良または返答がない場合は、それを知らせるメールがもう一方に送られる仕組み。双方とも元気であると返答があった場合はそれを知らせるメールは原則送られないが、この場合にもメールを送るなどのカスタマイズも可能となっている。
メールには、その日の運勢(日運)も記載されているため、「毎日運勢をチェックする感覚で楽しみながら利用できる」。
利用料金は、月額525円(税込)~となっている(6月末まで利用料金無料キャンペーンを実施)。