Word 2007の「.docx」とExcel 2007の「.xlxs」のインポートが可能になった

Googleは、Webブラウザ上で実行されるオフィスアプリケーション「Google Docs」のアップデートを発表した。Office 2007標準の文書フォーマット「OpenXML」を一部サポートするなど、多くの新機能が搭載されている。

OpenXMLのサポートにより、今後ユーザは、Word 2007(.docx)とExcel 2007(.xlsx)の文書をGoogle Docsにインポートできる。Google DocsのWebサイトでは、Word 2007およびExcel 2007しか言及されていないが、Mac版Office「Office 2008 for Mac」に収録のWord 2008 / Excel 2008で作成された文書もインポート可能。なお、同フォーマットのエクスポートには対応していない。

編集機能も向上。作図ツールが追加され、文書 / プレゼンテーション / スプレッドシートの各機能から呼び出し、文書に挿入および編集することが可能になった。アンケートフォームは、70種以上のテンプレート(テーマ)からデザインを選択できる。表計算機能ではコラボレーション機能を改良、共同作業時における編集の許可 / 不許可をシート単位で設定可能となったほか、PDFやExcelなどの文書フォーマットでWeb上に公開できるようになった。PDFのサポートも大幅に向上、Googleのサーバ上にアップロード / 共有することが可能となり、PDF上のテキストをGoogle Docs上でコピー&ペーストする機能も追加された。