パナソニック コミュニケーションズは、ネットワークカメラの新モデルとして屋内用「BB-HCM715」、屋外用「BB-HCM735」の2機種を8月25日より発売する。価格はBB-HCM715が94,290円、BB-HCM735が115,500円。

屋内用「BB-HCM715」(左)と屋外用「BB-HCM735」

両モデルとも、新たに圧縮効率の高いH.264を採用したほか、130万画素のイメージセンサーを搭載。よりノイズの少ない高画質の動画をモニタリング可能となっている。

また、従来モデル「BB-HCM511」「BB-HCM531」のデジタルズームでは、拡大すると画質が劣化してしまうという弱点があったが、「EXズーム機能」を搭載することで、元画像の画質のまま拡大処理を行うことができる。ただし、画面サイズ1280×960ドットを選択している場合には使用できない。

さらに屋外タイプとなるBB-HCM735では、JIS C0920 IP55相当(防塵・防噴流型)の防塵、防水性能を実現。カメラを覆うためのハウジングも不要となった。

このほか、4画素加算機能による低照度対応(0.3ルクス~、カラーナイトビューモード:0.07ルクス~)や有償のダイナミックDNSサービス「みえますねっとサービス」にも対応。登録した計10ヶ所のポジションを定期的に巡回する「プリセットシーケンス」機能も装備する。

電源は、別売りの専用ACアダプター「BB-HCA7」(AC100V50/60Hz、DC12V)/PoE給電(PoE対応規格IEEE802.3af-2003)。BB-HCA7の発売日は8月25日で、価格は8,400円。消費電力は、専用ACアダプター使用時に待機状態で約3.3W、最大(パンスキャン時)で約7.5W、PoE給電の場合は待機状態で約3.3W、最大(パンスキャン時)で約7.5W。

本体サイズは、約100(W)×約100(H)×約74(D)mm(突起部除く)、重さはBB-HCM715が約320g(本体のみ)、BB-HCM735が約335g(本体のみ)。