KDDI、沖縄セルラーは2日、取扱説明書のリサイクル活動の実施報告と、環境保全啓蒙サイトのリニューアルを発表した。
同社で2007年11月から開始した取扱説明書の回収は合計1564トンとなった。その再生紙は2008年8月より広報誌へ利用、2009年6月からは社内用封筒、社員用名刺にも順次使用する予定であるとした。また、古紙の売却金は荒廃が進む日本の森林の保全活動に活用することも明らかにした。
環境をテーマとしたEZwebサイト「solamido」については6月5日にリニューアル。環境問題に関するコンテンツを追加したほか、エコ活動に積極的な若手アーティストの参加、NPO法人「シブヤ大学」とのコラボレーションイベントの開催などを実施予定であると発表。
同社では携帯電話や取扱説明書のリサイクルに加え、通信設備のリサイクルにも積極的に取り組んでいると説明している。ひかりoneにおけるグリーン電力の導入、ソーラーパネル搭載携帯電話「SOLAR PHONE SH002」の開発や、エアコンレスの小型基地局の導入などによる取り組みも進行中だ。今後も地球環境保護の推進に向け、継続的に環境に配慮した活動を実施していく予定だという。