"悩みのタネを食べる"というユニークなコンセプトをもとに展開するサイトがネット上で密かに人気を集めている。解熱鎮痛薬「バファリン」の発売元であるライオンが5月19日に開設したサイト「バファリス」だ。

スペシャルサイト「バファリス」

同サイトは、同社の解熱鎮痛薬ブランド"バファリン"との連動企画で、"頭痛のタネ"を食べるリスをサイトキャラクターに設定。キャラクター名とサイト名が同一のものとなっている。同サイトでは、癒し系の風貌で、ほのぼのとした口調の"バファリス"が、ユーザーからの質問に答え、さらにその内容の診断結果を"頭痛のタネ"の一つぶとして食べ、悩みを解消するという仕組みになっている。このコンセプトが若い女性を中心に人気となり、同サイトを運営するライオンによると、5月29日時点でのアクセス数は38万PVに達しているという。

癒し系の風貌にキュートな動きが女性に人気というマスコットキャラクターのリス"バファリス"

また、同サイトでは他のユーザーの"頭痛のタネ"を見ることもできる。ちなみに、バファリスがこれまで食べたタネは1700個で、20~30代の"婚活"世代女性では、意外にも恋愛の悩みよりも仕事・勉強の悩みが5割以上の圧倒多数を占めているということが同社の調べでわかった。同結果より、仕事に疲れた際などにほっと一息入れるために利用されている可能性がうかがえる。