Googleは27日 (米国時間)、Webブラウザ「Google Chrome」のデベロッパプレビューを公開した。公開時のバージョンはv3.0.182.2、日本時間の29日時点ではv3.0.182.3に更新されている。
今回のリリースでは、レンダリングエンジンをWebKit 531.0にアップデート。JavaScriptエンジンのV8はv1.2.4.1に、Gearsはv0.5.21.0にそれぞれ更新されている。
新機能として、HTML 5で定義されたVIDEOタグをサポート。FlashやQuickTimeなど、プロプライエタリな技術に依存せずHTMLから動画を参照することが可能になった。Firefox 3.5βでは支障ないムービーが再生できないなど、互換性の問題は残るものの、YouTubeで試験公開中のHTML 5 デモページはFlash同様に動画を再生できる。ほかにも、ユーザインターフェイスの改良や異常終了する不具合が修正されている。