クリエイティブメディアは26日、デジタルオーディオプレーヤー「ZEN Mozaic EZ300 8GB」を発表した。発売は5月下旬で、価格はオープン。同社のショッピングサイトクリエイティブストアでの販売価格は、7,980円。
同製品は、昨年8月に発売された「ZEN Mozaic」をベースにした販売店限定モデル。同社のショッピングサイトや、一部の量販店のみで販売される。幅約79.5mm×高さ40.0mm×奥行き12.8mmのコンパクトなボディに、音楽再生 / FMラジオ / ボイスレコーディングといった機能を盛り込んだ。ディスプレイは、フルカラーの1.8型(129×160ピクセル)で、動画の再生にも対応するなど、低価格ではあるが、プレーヤーとして十分な機能を備えている。再生可能なフォーマットは、音楽がMP3/WMA(320kbpsまで)。動画はCMV(トランスコードビデオ)、静止画は19.6MピクセルまでのJPEGとなっている。また、スピーカーも内蔵されており、ヘッドホンを接続しなくても音楽を聴くことができる。
電源は、内蔵のリチウムイオンバッテリーで、約3時間でフル充電され、音楽ならば最大約32時間、動画の場合は約5時間の連続再生が可能だ。
ベースモデルからのおもな変更点は、マスストレージクラスへの対応と、DRMへの対応の変更の2点。DRMに関しては、オリジナルのMozaicではDRM 10に対応していたが、Mozaic EZ300 8GBでは、DRM 9へと変更されている。これにより、定額制の音楽配信サイトなど、一部のサービスは利用できなくなっている。