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『簡単ケータイK003』(京セラ製)

KDDI、沖縄セルラーは25日、au携帯電話の新製品『簡単ケータイ『K003』(京セラ製)を発表した。

K003は、シンプルで使いやすさを追求した折りたたみ型の携帯電話。メインディスプレイは、約2.8インチワイドQVGA(240×400ドット)液晶、サブディスプレイはバックライト消灯時も視認可能な約1.4インチ液晶を搭載した。

大きなフォントでメニューなどを表示する「でか文字」を採用するなど「はっきり見える」配慮がされている。また、「はっきり通話」「ゆっくり通話(仮称)」機能で相手の声も聞き取りやすくなっているほか、ダブルマイクによるノイズキャンセルで自分の声も相手にはっきり伝わる。

操作部は、十字キーを含むすべてのキーが独立。スライドタイプの電源キーを採用した。ボタンも大きいので押しやすく、文字も見やすい作りになっている。カメラは背面の上側に搭載しているため、指かかりを意識せずに撮影が可能。

このほか、次の操作をキーが光って誘導する「光で操作ナビ」を搭載。アドレス帳やカメラ起動、各種設定画面を音声で呼び出し・操作ができる「音声認識」や、E メールを読み上げる「音声読み上げ」にも対応した。また、ケータイ初心者のユーザーにも安心な、1人で文字入力の方法を学べる「文字入力練習」が利用可能。「ケータイ! 健康録」「歩数計」も搭載し、健康管理に利用できる。カラーは、ホワイト、ゴールド、ピンク、カーキの4色から選べる。

正面部。左からホワイト、ゴールド、ピンク、カーキの4色展開。メインカラーはホワイトとなる

背面部。スピーカーはモノラルである

左側面。microSDカードスロットが付いている。microSDカードは、16GBのmicroSDHCカードまで利用できる

右側面。「声認識」ボタンと「読上げ」ボタンが印象的だ

次の操作をキーが光って誘導する「光で操作ナビ」を搭載している。操作できるソフトキーと対応するボタンが光るようになっている。操作できないソフトキーは光らない

「声認識」ボタンを押すと、機能の呼び出しを話しかけるだけですることができる。ただし、大声過ぎると認識できないので注意が必要だ

電源キーが分かりにくいてという声に応えて、電源のON・OFFは独立した「スイッチ」で行うようになっている

カメラを使った拡大鏡機能も付いている。3倍・5倍の倍率から選べる

動画の撮影機能も付いている

キー入力を学習するためのコンテンツも収録されている。ヒントに従って入力をしていき、正解すると、赤丸が付く

(写真・キャプション/井上翔 K-MAX)

型番 K003(京セラ製)
サイズ 50×106×16.9mm (最厚部 18.3mm)(暫定値)
重量 約122g(電池装着時)(暫定値)
連続通話/待受時間 (検討中)
メインディスプレイ 約2.8インチワイドQVGA(240×400ドット)液晶
サブディスプレイ 約1.4インチモノクロ(96×96ドット)FSTN液晶
カメラ 有効画素数197万画素CMOSカメラ(オートフォーカス対応)
外部メモリ microSDHCカード(最大16GB)
カラー ホワイト、ゴールド、ピンク、カーキ