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『biblio(ビブリオ)』(東芝製)

KDDIは25日、電子書籍ビューアー「Book Player」を搭載したau携帯電話の新端末『biblio(ビブリオ)』(東芝製)を発表した。

「biblio」は、「EZブック」を快適に楽しめる電子書籍ビューアー「Book Player」を搭載。Book Playerを「カスタマイズキー」に登録すれば、スピーディーに起動し、「快適に作品の検索や閲覧ができる」(KDDI)。大容量の約7GBデータフォルダにより、ファイルサイズの大きな電子書籍も、多数保存して持ち歩ける。

約3.5インチフルワイドVGA++ 液晶と覗き見防止モード搭載により、人目の気になる場所でも、電子書籍を安心して大画面で楽しむことができるのも特徴。端末形状には、本を読むスタイルを想起させる横スライド方式を採用、「au shopping mall」で販売する「biblioケータイケース」を組み合わせることにより、「まるでブックカバーをつけるように本らしいアナログな世界観を演出する」(同社)。

画面を触ることで操作可能なタッチスタイルとキー操作の2つの操作が可能。画面を横向きにすると10キーがQWERTYキー表示に切替わる「国内で初めて」(同社)の機能を搭載し、PCのような操作感覚で利用できる。

また、Wi-Fi WINに対応しているめ、無線LAN環境があれば快適に大容量インターネットコンテンツが利用可能。「Opera Mobile 9.5」を採用した新PCサイトビューアーを搭載し、より快適なブラウジングや、YouTubeを始めとするFlash動画が再生可能となっている。

そのほかにも、5.1メガオートフォーカスカメラ、海外でも利用可能な「グローバルパスポートCDMA」、19種類のプリセット電子辞書、大容量ニュースコンテンツ配信ができる「EZニュースEX」など、さまざまな機能がある。

正面部。左がネイビーブラック、右がオフホワイトだが、画面部のカラーはどちらもブラックとなっている

背面部。有効画素数約511万画素のCMOSカメラと、FeliCaが搭載されている

左側面。カスタマイズキー(写真一番上)は、出荷時はBook Playerアプリが起動する設定になっているが、ワンセグ(au Media Tuner)など別機能も割り当て可能。電源キーもこの面(写真一番下)にある

右側面。イヤホンマイク端子は独立した平型端子が付いている。キーロックはスライド式だ

上部。赤外線ポートはIrSimple未対応

ワンセグアンテナは、ロッドアンテナを採用している

バッテリーは930mAhの容量。bibiloの正式な型番は"SY01"となる

オプション品となるbiblioケータイケース。au Shopping Mallで販売予定だ

biblioケータイケースは、カメラ部に穴が開いているなど、使い勝手に工夫が見られる

日本初となるデュアルキー。モーションセンサーによって、自動的にQWERTYキースタイルとテンキースタイルが切り替わる。手動切り替えも可能だ。ただし、QWERTYキーモードに対応していない(横表示に対応していない)場合は、自動的にテンキースタイルとなる

LISMO Video Playerもモーションセンサーによる拡大・縮小に対応しているが、操作はQWERTYキースタイルに対応していない

Wi-Fi WIN機能を利用すると、携帯電話の通信網を利用せずに通信することができる。モバイルSuicaなどの初期設定も、無線LAN経由で行える

(写真・キャプション/井上翔 K-MAX)