IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は22日、Web上の質問に答えると散布図やレーダーチャート、スコアなどで企業などのセキュリティ診断結果を把握することが可能なWebサービス「情報セキュリティ対策ベンチマーク バージョン3.2」を公開した。
同サービスは、2005年3月に経産省が公開した「企業における情報セキュリティガバナンスのあり方に関する研究会報告書」の中で提言されたツールで同年8月から提供されている。今回のバージョン3.2では、情報セキュリティをめぐる環境変化、対策レベルの変化を勘案し、診断基礎データを最新2年分のデータに入れ替えられている。また、あわせて「診断の基礎データの統計情報」も公開、業種別のスコア、企業規模別のスコアなどの統計を見ることも可能。診断時間は30分程度。