シャープは22日、BDレコーダーを内蔵する液晶テレビ「LC-20DX1」を発表した。発売は6月20日を予定している。価格はオープンで、市場価格は15万円前後と予想される。
「DX」シリーズは、テレビにBDレコーダーを内蔵したことで、より手軽なデジタル放送の試聴環境を実現するというもので、昨年10月に52V型~26V型の6機種が発表されている。
LC-20DX1に使用されているパネルは、1,366×768画素のハイビジョンタイプ(ASVパネル)。コントラスト比1,500:1で、テレビコントラスト比は7,000:1。搭載しているチューナーは、地上デジタル/BSデジタル/110度CSと、アナログ地上波(内蔵のBDレコーダーで録画が可能なのはデジタル放送のみ)。デジタルダブルチューナー(2画面表示には非対応)を搭載しており、番組を試聴中に、ほかの番組を録画することも可能だ。
レコーダー部分には、MPEG-4 AVC/H.264トランスコーダーが採用されており、最大で7倍の長時間録画が可能。現行のDXのラインナップでは5倍録画までとなっているが、LC-20DX1では、同社のBDレコーダーと同様に7倍録画までがサポートされるようになった。
このほか消費電力は86W(年間消費電力量67kWh/年)で、入力端子はHDMI×2/D×1/S×1/コンポジット×1/アナログRGB×1を装備する。サイズは52.1(W)×43(H)×24.1(D)cm(スタンド込み)。重さは約9.4kg(スタンド込み)。本体色はブラックとホワイトの2色が用意される。