アウディ ジャパンは、ミッドサイズSUVの新型モデルとして「アウディQ5」を6月2日より発売すると発表した。価格は569万円(2.0 TFSI クワトロ)と、660万円(3.2 FSI クワトロ)。なお全国のアウディ販売店で6月6日-7日にデビューフェアが開催される。
「アウディ Q5」は、4輪駆動のミッドサイズSUV。ボディサイズは全長4,635mm、全幅1,900mm、全高1,660mmに収めている。ラゲッジスペースは540L(リッター)を確保した。
搭載されるエンジンは2種類。「2.0 TFSI クワトロ」は1,984ccの4気筒TFSI(直噴ガソリンターボ)エンジンを搭載し、最高出力は155kW(211ps)/4,300-6,000rpm。「3.2 FSI クワトロ」は199kW(270ps)/6,500rpmを発揮する3,196ccのV型6気筒FSI(直噴ガソリン)エンジンを搭載する。いずれもAVS(アウディバルブリフトシステム)を採用。
3.2 FSIクワトロは0-100km/h加速6.9秒、最高速234km/hを実現(本国仕様)。2.0TFSI クワトロは、10・15モード燃費10.6km/L、CO2排出量197g/kmを達成した。どちらのモデルも、デュアルクラッチ式トランスミッション「7速Sトロニック」と、「クワトロ(フルタイム4WD)」の組み合わせとなる。
そのほか、急な下り坂で走行速度を維持する「ヒルディセントコントロール」、滑りやすい路面でのアクティブセーフティ性能を高める「ESPオフロードモード」、ルーフ上の積載物をセンサーで感知し車両制御を最適化する「ルーフ感知機能付ESP」などを装備する。オプションでドライバーの好みに合わせてステアリング、エンジン出力、サスペンションのモードを選択できる「アウディドライブセレクト」が装着できる。