Flockは19日 (米国時間)、Firefoxベースのソーシャルブラウザ最新版「Flock 2.5」をリリースした。動作環境はWindowsとLinux、Mac OS X。現時点では英語版パッケージのみ公開されている。
今回のリリースでは、Firefox 3.0.10 / Gecko 1.9.0.10をコードベースに採用。脆弱性などセキュリティ問題を解消した最新バージョンとなり、安定性やパフォーマンスが向上している。
Flock独自の機能としては、Twitterのサポート強化が挙げられる。サイドバーにTwitterのメッセージ (つぶやき) を常に表示することが可能となったほか、Twitterの検索機能「Twitter Search」を統合、検索したキーワードの保存が可能になるウィジェットも追加された。
SNSサービスを統合する「FlockCast」も新たに装備、MySpaceやFacebookなど複数のSNS向けに一括して更新情報を送信できるようになり、管理の手間が軽減された。Facebookユーザには、チャット支援ツール「Facebook Chat」も提供される。
ほかにも、GoogleツールバーとCoolirisのインストールが可能になるなど、改良が行われている。新たにSNSサービス「Bebo」をサポートする一方で、CMSのMagnoliaをサポート対象から外すなど、サービスの取捨選択が始まっている。