スズキは20日、軽自動車「セルボ」シリーズのDOHC VVTエンジン(NAエンジン)搭載車の燃費を改善し、2WD車を環境対応車普及促進税制に適合させるなどの一部改良を施して発売を開始した。価格は、99万5,400円から154万5,600円。
今回の一部改良では、NAエンジン搭載車の燃費を改善し、2WD車は21.5km/Lから22.0km/Lに向上させた。それにより2WD車は、「平成22年度燃費基準+15%」を達成し、自動車取得税、自動車重量税の減免措置が受けられる「環境対応車普及促進税制」に適合する。また、「SR」の2WD・4WD車は、直噴ターボエンジンとCVTの組み合わせにより、軽ターボ車において唯一「環境対応車普及促進税制」に適合しているという。環境対応車普及促進税制の適応車の軽減税率は、全車種50%となる。
また「G」、「Gリミテッド」グレードのフロントバンパーやフロントグリルのデザイン変更や、「TX」グレードにフロントエアロバンパーを採用。さらに全車のステアリングホイールと「SR」グレードの14インチアルミホイールのデザインを変更。さらにシート表皮を変更するなど、内外装の質感を向上させた。ボディカラーは、ブリーズブルーメタリック(水色)、ブルームピンクメタリック(淡いピンク)、ルナグレーパールメタリック(濃銀)の新色を追加し、全7色設定とした。