NTTドコモは19日、FOMA携帯電話の新製品『docomo STYLE series L-04A』(LG電子製)を発表した。タッチ操作に対応した約3.0インチワイドVGA液晶を搭載したシンプルなスライド端末。発売時期は、2009年6月~7月。

L-04Aは、感圧式タッチパネルを採用しており、画面を指やペンで直接タッチして操作できる。爪の長い女性でもスムーズに操作できる。スライド下部には、押しやすく視認性の優れたキーパッドを採用している。ホームキーには、7色の光を美しく放つLEDイルミネーションを搭載した。

docomo STYLE series L-04A(LG電子製)

モバイルカメラは、顔検出オートフォーカスに対応した約510万画素CMOSカメラを搭載。モザイクや魚眼レンズなどの撮影効果を得られる「おもしろフェイス撮影モード」、撮った写真に絵を描いてメールで送れる「モーションお絵かき」などの機能が利用できる。

加えて、多彩なバリエーションのスライドショーが作成できる「Muvee Studio」を搭しており手のひらサイズのデジタルフォトフレームとしても利用できる。カメラ撮影や各種設定をタッチ操作で利用できる。

表示言語は、日本語、英語加えて、韓国語に対応。韓国語のメニュー表示や韓国語で作成したSMS送受信も可能。このほか、たのしくタッチ操を行える6種類のきせかえツールや1,500種類のデコメ®絵文字をプリインストールする。

L-04Aの正面写真。ボディカラーはYellow、White、Metallic Silver、Pinkの4色展開

L-04Aの裏面写真。顔検出対応約510万画素CMOSカメラが搭載されている。レンズはシュナイダー社認定品

左側面には外部接続(ARIB-A)端子、ロックボタン、マルチタスクボタンが配置されている

右側面にはワンセグ用ロッドアンテナ、カメラボタン、上下ボタン、microSD/microSDHCカード(最大8GB)スロットが配置されている

上部には赤外線端子が配置されている

下部には充電用接点および通話用マイクが配置されている

ダイアルキーは小さめのフレームレスボタン。ディスプレイ下部はダイアルキー側にカットされていないので多少段差がある

バッテリーはリチウムイオン電池「L04(3.7V/900mAh)」。バッテリーカバー内にFOMAカードも見える

ワンセグ閲覧中。LG電子は韓国メーカーだが積極的に国内仕様に合わせてきており、ワンセグおよびおサイフケータイにも対応している

L-04Aのワンセグ用ロッドアンテナは根元のほうが細く、曲げても折れにくいようになっている

待受画面は2種類あり、画面に表示されているのが通常のアニメーション待ち受け。画面右側の▲印を押すともう一つの待受画面に切り替わる

2つめの待受画面。連絡先に登録してある人から通話やメールがあるとキャラクターで表示される。キャラクターを選択し、ドラッグして画面下部にある受話器やメールのマーク部分にドロップすると発話やメール作成が行える

着信履歴もかわいらしいキャラクターによって表示される。一定期間に着信がないと自分が登場する

キャラクターが表示される待受画面「ライブスクエア」のテーマは公園などのテーマから選択できる。

メインメニュー画面。L-01Aでは静電式に変更されていたが「PRADA Phone by LG (L852i)」と同様の感圧式タッチパネルに戻されたので付属のスタイラスや爪でのタッチ操作にも対応している。

写真を加工して手描き文字などを追加できる「モーションお絵かき」に対応。ソフトバンクモバイル向けサムスン電子製「OMNIA 930SC」と同じようにFLASHで保存されるという。

(写真・キャプション/memn0ck K-MAX)

寸法 約110×52×15.9mm(最厚部 約15.9mm)
質量 約130g
3G連続待受時間 約310時間以上(静止時[自動])
GSM連続待受時間 約220時間以上(静止時[自動])
連続通話時間 約200分(3G)/約180分(GSM)
連続テレビ電話時間 約90分
メインディスプレイ 約3.0インチワイドVGA(480×800ドット)TFT液晶(262,144色)
サブディスプレイ
外部メモリー microSDHCカード(最大8GB)
外側カメラ機能 約510万画素CMOSカメラ(顔検出オートフォーカス対応)
内側カメラ機能 約31万画素CMOSカメラ
Yellow / Pink / White / Metallic Silver