ソフトバンクモバイルは19日、使いやすさにこだわったかんたんケータイ『832T』(東芝製)を発表した。自宅やよく連絡する相手先を登録できる4つのボタン「ワンタッチダイヤル」などの機能を搭載している。
「ワンタッチダイヤル」機能を利用すれば、相手先を電話帳から探すことなく、ワンタッチで電話をかけたい相手に連絡することが可能。使いやすさを追求した大きな文字表示を採用しており、「メニューや電話帳、メール画面を約2.4インチのディスプレーで見やすく表示できる」(ソフトバンクモバイル)。電話機を閉じた状態でも、電話の着信時に相手の名前を大きな文字で確認できる「でかサブ液晶」も搭載している。
また、1日に1回、その日はじめて電話機を開閉した際、指定のあて先へ固定メッセージを自動でメール送信する「毎日連絡メール」機能を搭載。「離れて暮らしていても見守られる安心を届ける」(同社)。緊急時には、背面のボタンを押しながらスライドさせる簡単な操作で鳴動させることができる緊急ブザーを使用。大音量で周囲に非常事態を知らせると同時に、あらかじめ登録した緊急連絡先に自動的に電話をかけ、緊急メッセージを発信し通話することができる。
ソフトバンク3G携帯電話やPCから、現在位置を確認できるサービス「位置ナビ」にも対応。万が一携帯電話を紛失した際も、位置検索が可能となっている。
さらに、押し間違いを減らすため、ボタンには大きな文字表示の独立キーを採用し、数字とひらがなを強調。不在着信や未読メールがあるときに、ボタンが点滅して知らせる「光るお知らせボタン」も搭載している。本体は手のひらにフィットするように丸みを帯び、側面にくぼみもあるため、「持ちやすく開きやすいデザイン」(同社)となっている。
(写真・キャプション/井上翔 K-MAX)