ソフトバンクモバイルは19日、2009年の夏商戦向け新製品を発表した

今回は、17機種の携帯電話(うち1機種は先日発売されたディズニー・モバイルの新製品「DM004SH」)に加えて、ネットブックや、通信機能付きフォトフレームも発売。同社最多となる19機種61色の新端末を投入する。さらに、新端末の発表に併せて、「かんたんミュージック」「選べるかんたん動画」といったコンテンツサービスを開始することもアナウンス。メールをベースにした簡単操作の音楽/動画配信サービスなどにより、利用者層の拡大を狙う。

各製品/サービスの詳細は別途レポートするとして、ここでは発表会の模様をフォトレポート形式でお伝えしよう。

発表会の冒頭で19機種61色の新端末投入をアナウンスする、ソフトバンクモバイル 代表取締役社長 兼 CEOの孫正義氏。

新シリーズの目玉製品の1つ「AQUOS SHOT (933SH)」を説明する孫氏。AQUOS SHOTではCCD 1000万画素のカメラを搭載。コンティニュアスAF/チェイスフォーカス機能を備えており、画面でタッチした対象を自動で追跡し、照準を合わせ続けることができる。

大画面のサブディスプレイを備える「mirumo (934SH)」。同サブディスプレイの消費電力は従来比約500分の1。UVチェックや歩数系、エチケットミラーなど、約30種類の表示が可能。こちらのカメラは800万画素だが、AQUOS SHOTと同様、コンティニュアスAF/チェイスフォーカス機能などを備える。

太陽光充電が可能な「SOLAR HYBRID (936SH)」。10分の充電で2時間の待ち受け、1分の通話ができる。こちらの機種もコンティニュアスAF/チェイスフォーカス機能などを搭載。

AQUOS SHOT、misumo、SOLAR HYBRIDの紹介で登壇した上戸彩さん。

上戸さんは、事前に渡されていたAQUOS SHOTで、「うに定食」や「うに」の写真を撮影してきた。説明の際には、「1000万画素」を「1万画素」と言い間違い、笑いを誘った。

mirumoのサブディスプレイについて、孫氏から説明を受ける上戸さん。以前の発表会で孫氏からもらった、1000万円相当の"ティファニー携帯"については「もったいなくて箱から出していない」とか。

830SC EMPORIO ARMANIモデルの紹介で登壇したダンテ・カーヴァーさん。身に付けている服は全身EMPORIO ARMANI。実は、孫氏も全身EMPORIO ARMANI。

メール通信機能を備えたフォトアルバム「Photo Vision (HW001)」。携帯電話などからメールで画像を送信すると、自動で取り込まれて表示される。孫氏は、「遠隔地に住む両親などへ贈って、近況を写真で報告する」といった使い方を紹介した。

ここで、白戸家の面々が登場。新製品発表に興奮した(?)お父さんが、「ワン!」と吼える一幕も。

白戸家の前でPhoto Visionを試す孫氏。携帯電話でお父さんを撮影し、Photo Visionにメールで送信。受信すると、すぐにスライドショーに取り込まれた。

次のキャンペーンで配られるお父さんストラップは超巨大。足やしっぽを握るとしゃべりだす。

続いて、メールベースで簡単に音楽/動画を入手できる「かんたんミュージック」「選べるかんたん動画」を発表。かんたんミュージックは、国内主要レーベル18社と契約して、音楽ランキングや音楽特集を配信。選べるかんたん動画では、プロ野球12球団、J1 18クラブの中から好きな球団を選んでダイジェスト映像を受信できるほか、海外サッカー、芸能ニュース、格闘技、大相撲、韓流エンタメニュース、および以前から提供していたS-1バトルのコンテンツも用意されている。

プロ野球のダイジェスト映像配信発表を受け、スペシャルゲスト2人が登場。

スペシャルゲストとして招かれたのは江川卓さんと桑田真澄さん。孫氏は、ダイジェスト映像の編集方針として、「映像を最後まで見る前に、解説で結果を知らせないように気をつける」と説明。江川さんは、「自分の現役時代にもこのサービスがあれば、もっと人気が得られたのに」とコメントして盛り上げた。

登壇者が全員揃って記念写真