ソフトバンクモバイルは19日、地震速報を警告画面と緊急音で知らせてくれる同社初の緊急地震速報対応ケータイ『831N』(NEC製)を発表した。

「831N」(NEC製)

発表会場ではモックのみの展示となった831N。ソフトバンク端末として初の緊急地震速報対応端末となる予定

「831N」は、ソフトバンクモバイル初の緊急地震速報に対応したケータイ。気象庁が配信する緊急地震速報を、対象エリアの対応ソフトバンク携帯電話に対して、輻輳(ふくそう)の影響を受けずに受信することができる。緊急地震速報を受信した場合、警報音、バイブレーション、画面表示で知らせる。

さらに使いやすさへのこだわりも充実。1.6インチの大画面サブ液晶を搭載。時計や日付だけでなく、搭載している歩数計で測定した歩数データも表示できる。携帯電話本体を閉じたままでも見やすい背面液晶に大きな文字表示など、「使いやすさにこだわっている」(ソフトバンクモバイル)。また、「ワンタッチオープン」機構を採用しており、折りたたみ携帯電話本体の開きやすさにも配慮している。さらに、操作メニューの全階層に大きい文字が表示可能な「拡大もじ」を利用可能で、簡単に操作ができる。

受話音量を自動で調節して聞き取りやすくする「ハイパークリアボイス」を搭載。「騒音下でも快適に通話することができる」(同社)。さらに、見えにくい文字や写真などをカメラを通して4段階まで拡大し見やすくする「ケータイルーペ」機能など、幅広い層のユーザーに使いやすい機能を備えている。

カラーバリエーションは、Black、Silver、Pink。

(写真・キャプション/あるかでぃあ K-MAX)