ソフトバンクモバイルは19日、大型サブディスプレイを搭載した800万画素防水ケータイ『mirumo 934SH』(シャープ製)を発表した。
「mirumo 934SH」は、折りたたみタイプの本体表面にサブディスプレイを搭載。サブディスプレイには、従来の有機ELサブ画面と比べて消費電力が約500分の1という「メモリ液晶」を採用している。これにより、閉じたままの状態でも、時計や天気、新着メール、ニュースなどの知りたい情報を見ることができる。
画面は好みに応じてカスタマイズすることができ、利用シーンに合わせて情報を表示することが可能。また、紫外線センサーを搭載し、その日の紫外線の強さをサブディスプレイですぐに確認することができる。サブディスプレイのサイズは3インチ(456×240ドット)と通常の携帯電話に比べて大画面となっている。
カメラ機能として、有効画素数800万画素のCCDカメラを搭載。多くの光を取り込むことが可能なCCDの特性と画像処理エンジン「ProPix」によって、高感度、低ノイズを実現している。カメラを被写体に向けるだけで撮影シーンや被写体をカメラが認識して8つの中から最適なモードを設定する「シーン自動認識」機能によって、撮影が難しい夜景なども自動的に最適な設定で撮影できる。
また、IPX5/IPX7相当の防水性能を実現しているため、バスルームで、ワンセグ、カメラ、メール、インターネット、音楽などを安心して利用可能。約3.0インチフルワイドVGA NewモバイルASV液晶を採用したメインディスプレイは、太陽光などの乱反射を抑える「リフレクトバリアコート」や、周囲の明るさに合わせてバックライトや映像の明るさを調整する「明るさセンサー」を搭載し、「屋外でもきれいな映像を楽しめる」(ソフトバンクモバイル)。
サブディスプレイは約3.0インチの「メモリ液晶」を搭載。従来のディスプレイに比べ低消費電力で、視認性にも優れているという |
本体を閉じた状態。一見2回転軸ヒンジのような端末に見えるが折りたたみ式の端末。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ピンク、ウッドブラウンの4色 |
端末を開いた状態。メインディスプレイは約3.0インチのフルワイドVGA(854×480ドット)、NewモバイルASV液晶搭載 |
端末を閉じた状態の背面。一番右は空けた状態の背面。左から、ホワイト / ピンク / ウッドブラウン / ブラック |
端末の背面。オートフォーカス、手ぶれ補正などに対応したCCD800万画素カメラを搭載。microSDスロットは電池パックを外した部分にある |
IPX5/IPX7相当の防水性能に対応。ディスプレイの視認性の高さやベールビュー機能搭載、防水対応と屋外での利用に適したモデルとも言える |
(写真・キャプション/2106bpm K-MAX)