マランツ コンシューマー マーケティングは18日、SACDプレーヤー「SA-13S2」を発表した。発売は5月下旬で、価格は26万2,500円。
同製品は、昨年9月に発表したSA-15S2ベースの高音質化バージョン。採用されているSACDのメカニズム部分(SACDM-10)は、基本的にSA-15S2から変化はないが、物理的、電気的な耐ノイズ性能などがアップしている。
SA-15S2では、トップカバーに1mm厚のスチール版が採用していたが、SA-13S2では5mm厚のアルミ材を採用。非磁性体であるアルミ材に変更し、剛性もアップさせている。また、デジタルノイズの影響を低減するため、シャーシ部分と、電源部のトロイダルトランスのシールドケースには銅メッキ加工が施されている。さらに、カスタム仕様の電解コンデンサや、アルミ削り出しインシュレーターを採用するなど、使用パーツのグレードアップも行っている。
なお、SA-13S2は、海外では、marantz/K.I.Signature seriesの30周年モデルとして販売される。