情報通信ネットワーク事業などを行うスターネットは18日、音声合成ソフト「声の職人」をリリースした。同製品では、日本語テキストを入力するだけで自然な音声を合成することが可能で、イントネーションやスピードの調整も簡単に行えるようになっている。
同製品を利用すれば、ナレータを手配してスタジオ録音をする場合に比べて、低コスト・短時間でナレーションの音声ファイルを作ることが可能。読み上げ速度、ピッチ、エコーなどのパラメータを調整することで声の印象を変えたり、アクセントや文節区切りを調整することで、さらに自然な音声にすることができる。専門の用語などはユーザ辞書登録が可能となっている。
同製品はパッケージソフトウェアだが、1カ月(8万4,000円)または12カ月(52万5,000円)のクライアントライセンスで提供される。無期限クライアントライセンス(157万5,000円)、無期限アカデミッククライアントライセンス(20万7,900円)も用意されている。現在、Web上で基本的な機能を試すことのできる体験版を公開中。今後は外国語にも対応する予定とのこと。