ホームシアターは18日、同社が輸入総代理店を務めるオプトマのポケットプロジェクター「PK102」を発表した。発売は、6月5日を予定しており、価格はオープン。市場価格は、5万5,000円前後と予想される。
PK102は、TI社のDLP Picoチップを採用する超小型のプロジェクター。昨年11月に発売されたPK101の上位機種となる。幅51mm×高さ17mm×奥行き105mmというサイズ(重さは120gから118gに軽量化)や、光学部分などは、基本的に従来機種のPK101から変わりは無いが、PK101ではコンポジットのみだった入力が、VGAにも対応(もちろん、従来同様、コンポジット入力も装備される)。さらに、4GBのメモリーを内蔵しており、動画ファイルなどを転送して再生させることも可能となった。その際、付属の専用動画変換ソフトでの変換が必要となる。再生が可能なファイル形式は、動画がM-JPEG/MPEG-2/4/avi/vob。JPEG/BMP形式の静止画の再生にも対応する。
PK102では、VGA端子と内蔵メモリーの搭載以外にも、使い勝手の面での変更が加えられている。PK101では、ACアダプターのコネクタは側面に接続するようになっていたが、PK101を、小型の三脚に設置して、ACアダプターを使用した場合、ケーブルの重さでバランスを崩しやすくなっていた。PK101では、全体的に付属のケーブルを細くすることと(ケーブルの軽量化)、ACアダプターのコネクターを後面に移動させることで、この問題をクリアしている。さらに付属のACアダプターを変更。従来は充電に約4時間かかっていたが、PK102では、約2時間30分で充電が終了するようになった。
なお同社では、PK102用に動画をコンバートするソフトウェアの用意も進めており、近日中に同社のwebサイトで、PK102の登録ユーザー向けに無償配布される予定だ。
解像度 | 480×320 |
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レンズ値 | F1.9 |
コントラスト比 | 1000:1 |
フォーカス | マニュアル |
明るさ | 10ルーメン |
投写距離 | 0.2m(5型相当)~2.63m(66型相当) |
スピーカー | 0.5W×1 |
バッテリー駆動時間 | 連続2時間(省電力モード)/連続1時間(ブライトモード) |