デノンは15日、プリメインアンプ「PMA-390SE」と、CDプレーヤー「DCD-755SE」を発表した。発売は、PMA-390SEが6月上旬、DCD-755SEが6月下旬。価格は、両モデルとも4万5,150円。

6代目となるエントリークラスの定番プリメインアンプ「PMA-390SE」

USBポートの搭載やMP3/WMAへの対応などが行われた「DCD-755SE」

PMA-390SE/DCD-755SEは、2006年3月に発売されたPMA-390AE/DCD755AEの、それぞれ後継モデル。同シリーズは、同社のラインナップのなかでも、エントリークラス向けの定番モデルとして定評があり、今回のモデルチェンジで6代目となる。

新モデルで機能面に大きな変更があるのは、CDプレーヤーのDCD-755SE。新たに、WMA/MP3形式に対応するデコーダーを搭載。CD-R/RWに記録された、これらの音楽ファイルの再生が可能になっている。また、同時にフロントパネルにUSBポートも装備。iPodや、マスストレージクラスに対応したUSBデバイスを接続し、保存された音楽ファイルの再生にも対応する。再生時にはディスプレイにファイル名が表示される(日本語表示には非対応)。再生するファイルの選択などは、DCD-755SEのリモコンで行うことができる。また、プリメインアンプ、PMA-390SEに付属するリモコンでも、DCD-755SEに接続されたiPod/USBデバイスからの選曲などの基本操作を行うことが可能だ。

それ以外では音質面でのリファインがおもな変更点。定番モデルであるため、従来からの音のバランスを継承したものではあるが、電源部分など細かなリファインが行われているとのことだ。

PMA-390SEのおもな仕様
定格出力 50W×2(8Ω)
全高調波歪み率 0.01%(定格出力-3dB時,負荷8Ω,1kHz)
入力端子 PHONO/CD/TUNER/LINE/RECORDER1/2
出力端子 RECORDER1/2/PRE OUT
スピーカー出力 2系統