ASUSTeK Computerは15日、GPU電圧を変更できる独自機能「Voltage Tweak」を搭載するATI Radeon HD 4770カード「EAH4770/HTDI/512MD5」を発表した。本日より出荷を開始する。価格はオープンだが、店頭予想価格は13,000円前後。

「EAH4770/HTDI/512MD5」

Voltage Tweakは、付属の独自オーバークロックソフト「SmartDoctor」に含まれる新機能。OS上から画面を見ながら操作でき、GPUクロックやメモリクロックとともに、GPU電圧を調整することが可能だ。なお、HD 4770の定格動作電圧は0.95Vだが、これを最大1.2Vまで上げることができ、より高いオーバークロックでのGPU動作が可能になるのだという。

ほか主な仕様は、コアクロックが750MHz、メモリクロックが800MHz(データレート3,200MHz)、メモリは512MB容量のGDDR5で、メモリ接続バス幅は128bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×2(デュアルリンク、HDCP対応)、HDTV対応汎用端子(S-VIDEO兼用)×1で、DVI-I→HDMIとDVI-I→D-Sub変換アダプタも同梱する。