『ターミネーター』新3部作のプロジェクト発表時から絶え間なくファンの間で取り沙汰されてきた話題、それは言うまでもなく「シュワルツェネッガーは出演するのか否か」。今、この議論に終止符を打とう。

アーノルド・シュワルツェネッガーは『ターミネーター4』に間違いなく出てくる。

シュワ知事の出演部分は物語の前半。ジョン・コナーがスカイ・ネットに乗り込み、捕らわれている父を捜すシーンである。そこに現れ、ジョンに襲いかかるシュワ型ターミネーターT-800。その顔はまごうかたなきシュワルツェネッガー!

しかし、残念ながらこれは1作目の顔をCGで合成したもの。体部分はカナダのボディビルダー、ローランド・キッシンジャーが吹き替えている。当初、制作サイドは公式に、そして熱烈にシュワルツェネッガー知事へ出演のオファーをした。知事は公務が多忙を極めているという理由で"生身"の出演は辞退したものの、デジタルでの出演は快諾してくれたという。

こちらがT-800。シュワ知事の姿は劇場で

生身が出てこないだけで、シュワルツェネッガーのあの迫力が再びスクリーンで見られるのだ。さらに、あの「デデン、デン、デ、デン」のテーマ曲が本編中で初めて流れるというファン垂涎のシーンでのシュワ登場に、劇場内のボルテージは急上昇必至と言えよう。 また、ジョンの母親であるサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが声のみの出演を果たすことも正式に明らかとなった。サラは息子のジョンのためにスカイネットに支配された未来の世界を予想しテープでメッセージを残している。

『ターミネーター4』は6月13日(土)より丸の内ピカデリーほかにて全国ロードショー。 これに先駆け、6月4日には主演のクリスチャン・ベイルほか総勢5人のキャスト、スタッフが来日しジャパンプレミアを行う。5日、6日、7日には先行上映が決定している。