東芝ホームアプライアンスは14日、紙パック式クリーナーの新モデル「VC-P200D」を発表した。発売は30日を予定しており、価格はオープン。市場価格は5万円前後と予想される。

大型の「メガホイール」採用で、操作性がアップした紙パック式クリーナー「VC-P200D」。吸い込み仕事率620Wという、現時点で業界No.1となるパワーも大きな特徴

VC-P200Dは、昨年7月に発表されたサイクロン式クリーナー「VC-CX200D/100D」と同様に、18cm径の大型タイヤ「メガホイール」を採用したクリーナー。紙パック式としては初の採用となる。メガホイールの採用により、段差などの乗り越え性能がアップしているほか、旋回幅も64cmと小回りが利くようになっている。さらに、ホイール部分にはフローリングなどへのダメージを低減するソフト加工も施されている。

クリーナーの性能の一つの要素である吸い込み仕事率も向上。モーターの改良と、風路の見直しにより、620Wという、紙パック方式として現時点で業界No.1となるハイパワーを実現している。

ヘッドは、「自走式コンパクトパワーヘッド」を採用。ブラシ部分は、フローリングの目地からの掻き出しやふき掃除効果を発揮する大型タイプを装備する。床面と上方向の2箇所の吸い込み口を装備しており、床上30cmのハウスダストも効率的に吸い込むことが可能だ。フィルターは、「フラボノイドフィルター」を採用。抗ウィルス、抗菌効果を持つほか、紙パックと併せて、0.5μm以上のハウスダストを99.9%以上キャッチすることが可能となっている。