千趣会が運営するベルメゾン生活スタイル研究所はこのほど、食事の実態についての調査結果を発表した。調査の結果、家族揃って食事をとっている人は休日の夕食では72.0%いるのに対し、平日の夕食はわずか36.1%にとどまっていることがわかった。

同調査は4月2日~6日に、同研究所のスタイルモニターに登録している20代~50代の全国の女性モニターを対象にインターネット上で実施。4,030人から回答を得た。

「食事は誰ととることが多いですか」という質問に「家族全員で」と答えたのは休日の夕食がもっとも多く72.0%で、次が休日の昼食の54.1%。過半数を超えたのはこの2つの時間帯の食事のみで、平日は家族揃っての食事ができるのは夕食でも36.1%という結果になった。平日の朝食にいたっては約4人に1人しか家族揃っての食事ができていない実態が明らかとなった。

「食事は誰ととることが多いですか?」
提供:ベルメゾン生活研究所

また、「1日3食とっていますか?」への回答では、子どものいる人は平日休日を問わず約9割が1日3食とっているのに対し、子どものいない人では平日で約8割、休日で約6割にとどまっており、子どもの健康管理をきっかけに規則正しい食生活を意識する人が多いことがわかった。

一方、未婚者と既婚者の回答結果に差が出たのが「もっとも重視している食事」。既婚者では7割以上が夕食としているのに対し、未婚者では半数前後。朝食や昼食を重視する人が既婚者に比べると多いという特徴となった。

「あなたは、1日3食とっていますか?(飲み物だけも含む)」
提供:ベルメゾン生活スタイル研究所

「朝食・昼食・夕食で、最も重視しているのは?」
提供:ベルメゾン生活スタイル研究所