青山学院大学は、ソフトバンクモバイルより発売中のiPhone3G約550台を社会情報学部に在学するすべての学生に導入すると発表した。

社会情報学部では、今後の知識情報社会に向けてグローバルでユビキタスなモバイル・ネット社会に通用するアプリケーション・ライフスタイルなどを広く提案し担える人材の育成に力を入れている。そのために最新機能を持つモバイル端末を活用し、モバイル・ネット社会を体感できる環境が重要であると考え、今回の導入に至った。

具体的にはiPhone 3Gを大学標準のメールシステムなどと連携し、授業資料や教材の配布、出席管理、ミニテスト、授業収録放送を行う。低学年の学生には「App Store」のアプリケーションを実生活の中で体感させる。授業内でも、有益なサイトなどさまざまな情報を交換する場を提供していく。高学年の学生には、将来的に利用可能なアイデアを生み出すことを目標に、モバイル・ネット社会を構築するサイトやアプリケーションシステムを研究・開発させる方針。

ソフトバンクテレコムとソフトバンクモバイルは同学部のカリキュラムなどにも積極的に協力し、今後も付加価値の高いサービスを提供していくとしている。