東芝は、dynabookシリーズの新モデルとして、単一モジュールによる512GBのSSDを搭載した12.1型ワイド液晶のモバイルノート「dynabook SS RX2/WAJ」を発表した。販売は同社が運営する直販サイト「東芝ダイレクトPC」において行われ、すでに発売中。直販価格は398,000円となる。

dynabook SS RX2/WAJ

512GBの高速SSDモジュール

今回搭載されたSSDは、512GBという大容量ながら単一モジュールなうえに、新型のコントローラーを搭載した高速なモデル。リードは230MB/s(最大)、ライトは180MB/s(最大)のスペックを持つとする。ベンチマーク上では、7,200回転のHDDより約5倍、5,400回転のHDDより約6倍のスコアをたたき出したとしている。これにより、本体の起動を速くしたり、大容量データや多数の画像データを瞬時に表示できるようになっているという。

主な仕様としては、CPUがIntel Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)でチップセットはMobile Intel GS45 Express。メモリは3GBでストレージがSSDの512GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチ。OSはWindows Vista Business(Windows XPダウングレードメディア付き)を採用する。

その他の機能としては、USB2.0ポート×3(うち1基はeSATA共用)、IEEE802.11a/b/g/n無線LAN、10/100/1000BASE-T有線LAN、Bluetooth、PCカードスロット(TYPE II)、SDメモリーカードスロットなどを装備する。

サイズは約W283.0×D215.8×H19.5~25.5mmで、重量は約1,095g。バッテリ駆動時間は約12時間となる。

また、Office Personal 2007 with PowerPoint 2007をプリインストールしたモデルもラインナップしており、そちらの直販価格は423,000円。