ヤマハは電子キーボード「ポータトーン」の新製品として、ハイスペックモデルの「PSR-S550」、入門モデル「PSR-E323」、「PSR-E223」および子ども向けの「EZ-J210」を発表した。発売日は6月1日。
ハイスペックモデルであるPSR-S550は多彩な音色や機能を持ち、演奏から作曲・編曲などの音楽制作まで幅広いニーズに対応するモデル。サウンドデータ796音色を内蔵し、管楽器のビブラートやギターのピッキングなど、さまざまな楽器特有の音色を表現する機能も搭載する。また16トラックの「多重録音機能」と64音の同時発音により、バンドやオーケストラのような楽曲制作にも対応可能となっている。内蔵メモリ(1,895KB)搭載のほか、USB端子を搭載し、PCとの曲データのやりとりが可能だ。さらに、176種類の自動伴奏や、譜面・歌詞を表示できる大型液晶画面、タッチによって音量に変化をつけられる「タッチレスポンス機能」などで演奏をサポートする。価格は7万8,750円。
そのほか、同時に発表された入門モデルのPSR-E323とPSR-E223は、高品位な音源を搭載し、ステップを踏んで内蔵曲をマスターできる「レッスン機能」を搭載。子ども向けのEZ-J210は、押さえる鍵盤を光らせることによって教える「ライトガイド」などの「ガイド機能」を搭載し、キーボード演奏初心者にも適したモデルとなっている。