セイコーエプソンは11日、SOHO・ビジネス用途にも対応できる家庭向けインクジェットプリンタ「カラリオ・プリンター PX-1001」を発表した。価格はオープンだが、店頭予想価格は30,000円台。発売は7月下旬予定。
PX-1001は、A3ノビサイズに対応したコンパクトな6色染料インクスタンダードプリンタ「カラリオ・プリンター PM-3700C」の後継モデル。インクの量と吐出回数を大幅に向上させた高速ヘッダ「高速MACHヘッド」と、4色顔料インクを採用した59系カートリッジを新たに採用したのが特徴だ。印刷速度はカラーが17枚/分、モノクロが30枚/分。
これまでカラリオ・プリンタの強みとされていたフォト印刷に加え、導入コストを抑えながらもビジネス用途やドキュメント印刷を強化。4辺フチなし印刷や角形2号封筒(240×232mm)印刷、CD/DVDレーベル印刷に対応したほか、カラーインクカートリッジがなくなった場合でもブラックインクだけを使用したモノクロプリントができる「黒だけでモード」を搭載している。さらに、Energy Satar Tier 2にも対応。なお、カラリオ・プリンタ PM-3700Cで対応していたロール紙やソフトリッパーは利用できない。