会員制サイトへスピーディーにアクセスできる自動ログイン機能が「Weave」に追加

Mozilla Labsは、Mozillaが運営するオンラインサービス「Weave」に自動ログイン機能を実装したことを明らかにした。動作にはFirefox 3.1 β3以降と、アドオン「Weave Sync」の開発スナップショットが必要。

Weaveは、ユーザの各種データをMozillaが運営するサーバ上に蓄積、Firefoxなどのクライアント間で共有するためのサービス。現在はFirefoxアドオンの形で実装され、最新バージョンのv0.3.0では、ブックマークや閲覧履歴、タブの状態やフォームに入力したパスワードなどの情報に対応、ユーザは複数の環境からそれらデータにアクセスできる。

今回発表された新機能は、ログインを自動化する。対応するWebサイトにアクセスすると、ロケーションバーにアイコンが表示され、そのアイコンをクリックすることでログイン方法を決定できる。そのとき「do this automatically from now on」チェックボックスを有効にすると、次回以降そのWebサイトにアクセスすると、Firefoxでサイトにアクセスした時点でログインが自動処理される。パスワードはMozillaのサーバに蓄積されたもののほか、OpenIDもサポートされる。

同機能を試用するには、Weave Syncの開発スナップショットが必要。スナップショットは、Mozilla Labsの公式ブログからダウンロード可能。