「ケータイがくっぽいど」、新サービス開始でニコニコ動画に直接投稿も可能

インターネットは、au(KDDI)公式サイトで展開する「ケータイがくっぽいど」で作成したオリジナルラップの音声データを動画コミュニティサービス「ニコニコ動画」へ直接投稿したり、PCへ送信できる新サービスを開始した。

ケータイがくっぽいどは、ボーカリストGacktの声をベースに制作した人気ソフトVocaloid(ボーカロイド)を携帯電話で手軽に楽しめるサービス。インターネットより発売中のPC用ボーカル音源ソフト「VOCALOID2 がくっぽいど」で採用しているGacktの音声を元にした 音声データベースと、ヤマハのNetVocaloid技術を活用して、携帯電話で入力した歌詞を元にオリジナルラップソングを作成したり、川柳、名前着ボイスなどをGacktの声質で作成することができる。また、がくっぽいどの着うた、着うたフルもダウンロード可能だ。

今回の新サービスでは、「ケータイがくっぽいど」で作成し、マイアルバムに登録したオリジナルラップを、ニコニコ動画へ直接投稿やPCへ音声データとして送信可能になるとのこと。ニコニコ動画への直接投稿の場合は、タイトル、説明文、カテゴリー、動画の公開/非公開、@BGMでの使用、ニコニ広告での使用などの設定を行い、SWFファイル形式で投稿する。画像は、複数のイラストから選択可能で、今後は2次創作作品を作者の許諾を得て追加予定とのこと。また、PCへの音声データ送信が可能となったことで、動画編集ソフトなどで動画、静止画を加えたり、サウンドの編集などが可能となり、より自由な創り込みができる。ただし、直接投稿、PC送信が行えるのは4月20日以降に作成したデータのみとのこと。

利用料は、月額315円(30ポイント)、525円(50ポイント)の2コース。315円コースでは30回、525円/月コースでは50回、ラップ・川柳・名前着ボイスを利用できる。また着うた・着うたフルは、ポイントを使ってダウンロードする。