ダイワ精工は、従来の磯フカセ竿に物足りないマニアへ贈るとした、並継きタイプの竿「The SLIMIMPACT(ザ スリムインパクト)」を発売した。

同製品は、樹脂の量を減らしてカーボン繊維の密度を上げることで筋肉質で強度が増すという素材「高密度HVFカーボン」と、継ぎ目をバイアス構造にすることで突っ張りや歪みが軽減してパワーロスも減少するという「V - ジョイント」構造を採用。これによって、細身でありながらタフでトルクフルな調子を実現したという。

「The SLIMIMPACT」

同製品は、チヌ(クロダイ)仕様の「I - 52」と、口太メジナを想定した「II - 52」の2モデルを用意。「I - 52」は、胴ブレの少ないしなやかな柔軟調子で、全体にシャキッとしたパワーとキレの良い操作性を実現したとのこと。「II - 52」は、繊細さと強引さを兼備えた敏腕調子で、テトラ周りや磯際の大物にも対応できるとしている。

3本仕舞となっており、それぞれにキャップが付属する

前進機構付軽量NS板シート

5本継ぎ設計で、元竿に2節目が、4節目に穂先が収納できる3本仕舞となっている。また、すべての節のガイドにSiCガイド、グリップ部分には滑り止め用のゴム素材が使われた前進機構付軽量NS板シートなどを搭載し、専用竿袋も付属。価格は「I - 52」が5万9,500円(税別)、「II - 52」が6万500円(税別)。