キューピーはこのほど、中食(市販の弁当や揚げ物、サラダなどの惣菜)に関して、単身者の利用実態の調査結果を公表した。

調査は2008年11月4~7日、20~69歳の単身男女を対象に実施。有効回答数1,100人のデータを集計した。その結果、惣菜を週に1回以上利用していると答えた割合は全体の64.6%。このうちもっとも多かったのは週に2~3日(22.5%)で、毎日利用しているという人も7.7%にのぼった。

市販の惣菜を食べる頻度
出典:キューピー「食生活総合調査」

種類別では、お弁当が66.4%で最多。以下「おにぎり」(65.2%)、「パン、サンドイッチ」(56.7%)、「揚げ物」(45.2%)、「サラダ」(43.8%)となり、主食系の利用が高いことがわかった。

また、利用する理由について、「時間がないから」(74.5%)がトップ。次いで「作る手間がかからないから」(72.9%)が続き、簡便性が重視される傾向が窺える結果となった。

惣菜に対する要望では、「添加物が入っていない」(26.4%)、「国産、無農薬など安全にこだわっている」(24.9%)の安全性を優先する回答が上位2位を占めた。その他、「健康によい素材」(21.9%)、「カロリー表示」(19.7%)といった健康への配慮を求める声も多く挙げられた。

市販の惣菜を利用する理由(上位5位)
出典:キューピー「食生活総合調査」

市販の惣菜に望むもの
出典:キューピー「食生活総合調査」