平成仮面ライダーシリーズでも屈指の人気を誇る『仮面ライダー電王』が、熱い声援に応え、<超・電王>として帰還。その第1弾となる、劇場版『超・仮面ライダー電王&ディケイド NEO ジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』が1日に公開初日を迎え、都内で桜田通、井上正大、中村優一、秋山莉奈、柳沢慎吾らをゲストに舞台挨拶を行った。
電王に変身する野上良太郎の孫で、未来からやって来る幸太郎を演じた桜田は、「皆さんが羨ましいです。僕もすでに1回見たけど、もう1回見たいんですよ! それくらいこの作品を好きになりました」とコメント。続いて現在放送中の『仮面ライダーディケイド』(テレビ朝日系)で主役を務める井上がマイクを持つと、子供たちから「ディケイドー!」の声が。井上は声援の1つ1つに手を振って応えた。
劇中で行方不明になってしまう桜井侑斗(仮面ライダーゼロノス)役の中村が、「皆さん、ただいま!」と挨拶すると、女性ファンを中心に「おかえり!」と歓声が上がった。「今回のキーワードは『約束』。映画を見て、あらためて素敵な言葉だなと思いましたね」。
また、シリーズを通じてデンライナーの客室乗務員・ナオミを演じる秋山は、「今回はフレッシュな『ディケイド』チームも加わり、学校みたいな雰囲気での撮影だったんですよ。『電王』が始まった頃、私は平均年齢が下のほうだったのに、気づいたらけっこう上のほうにいるんだなと思って、年齢の話が出るたびにつらかったです(笑)」。本作にゲスト出演する柳沢慎吾から、「皆さん若いですよね! 19歳、20歳、それから11歳も!」との発言が飛び出し、秋山に年齢を聞いた時も、「23歳……」と恥ずかしそうに答えていた。
その柳沢は、「あの名台詞を入れてもらいました!」と、劇中のどこかで「あばよ!」が登場することを示唆した。いつものようにハイテンションで動き回る彼の姿に、同じくゲスト出演する篠井英介は笑いをこらえきれず、「こんな弟は持ちたくないですよね(笑)。でも慎吾さんのおかげで楽しい現場になったことが、皆さんにもわかっていただけたんじゃないかと思います」と語る場面も。
最後は電王やイマジンたちも駆けつけ、出演者らと「約束まだまだ続くよ」「大ヒット御礼!」のパネルを持って本作をPRした。劇場版『超・仮面ライダー電王&ディケイド NEO ジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』は、現在全国ロードショー中。