とにかく"カワイイ"、"カラフル"という、女性をターゲットにデザインを追求したノートPCが「VAIO type C」だ。特にカスタマイズできる「VAIOオーナーメード」限定モデルには、レアなカラーとともに、天板部に「クロコダイル柄」をあしらった革小物風デザインも用意されている。
試用機の主な仕様 [CPU] Intel(R) Core(TM) 2 Duo Processor P8700(2.53GHz) [チップセット] Mobile Intel(R) PM45 Express Chipset [メモリ] 2GB [HDD] 320GB [光学ドライブ] DVDスーパーマルチドライブ [グラフィックス] NVIDIA GeForce 9300M GS [ディスプレイ] 14.1型ワイド(1,280×800) [サイズ/重量] W約335.8×D245×H29~39.8mm/約2.6kg [OS] Windows Vista Home Basic SP1(64bit) [ソニースタイル販売価格] 119,800円
インパクトあるクロコダイル柄
コーナーを丸く仕上げた、柔らかみのあるデザインが特徴の「VAIO type C」は、標準仕様モデルのカラーバリエーションが4色用意されている。アーバンブラックとピュアホワイトというベーシックな2色に加えて、ラグジュアリーピンクとブレイジングレッドという女性向けカラーのラインアップだ。これに、VAIOオーナーメード限定モデルとしてベリーパープル、ヌードベージュ、ノーブルブラウンというPCとしては珍しいカラー3色を追加。さらに立体感あふれるクロコダイルスキンの型押し模様を付けたレッドクロコダイル、ブラウンクロコダイル、ピンククロコダイルが加えられている。充実したカラーバリエーションの機種が増えている中でも、特に楽しく色選びができる機種だ。
なかでもクロコダイル柄のインパクトは非常に強く、一見すると大ぶりなハンドバッグ風だ。表面はあくまで「革風」であるため、柔らかくはない。革風の型押し模様がつけられたカラー層の上に、透明な層がある作りで、革製品のように簡単に傷がつく心配はないので気軽に使えるだろう。外装のヒンジ部はもちろん、内部のタッチパッドや緩衝用のゴム部分も同じカラーのものが採用されており、統一感ある外観が好印象だ。キーボード部はブラウンクロコダイルとレッドクロコダイルは黒だが、ピンククロコダイルのみが淡いピンクで同系色でまとめられている。
ブラウンクロコダイルは非常に落ち着いた色合いで、男性が持っても違和感がない。革小物が好きなユーザーが手持ちのバッグや手帳、財布と合わせて選ぶのに良さそうなデザインだ。ビジネスシーンでも違和感なく、平凡な外装ではつまらないけれど、周囲の目線も気になるという男性女性に持ってもらいたい。
一方で、レッドクロコダイルとピンククロコダイルは、はっきりと女性向けだといえる。レッドクロコダイルは浅く明るい赤で、重さや暗さはまったくない色合いだ。カワイイ赤が好きなユーザーにぴったりの色だろう。ピンククロコダイルは若干赤の強いピンクで、こちらも明るくきらびやかな印象になっている。
レッドクロコダイルとピンククロコダイルは外装にデコレーションしても似合いそうだ。ボディをミラーのようにふちどるルミナストリムとSONYロゴがこのシリーズはゴールドなのも特別感を演出しており、VAIOのロゴが若干くぼんだ部分をスワロフスキービーズで埋めたら一段上の華やかさになるだろう。