総務省が1日発表した3月の全国消費者物価指数によると、変動の激しい生鮮食品を除く総合指数(2005年=100)は100.7(前年同月比0.1%減)で、1年6カ月ぶりに下落した。ガソリンやパソコンの価格が下落したことが要因とみられる。なお、前月比では0.3%の上昇となった。

消費者物価指数は、全国の消費者世帯(家計)が購入する商品やサービスの価格を指数化し、総合的な物価の変動を捉えるもので、総務省が毎月発表している。

また同日発表された2008年度の消費者物価指数では、生鮮食品を除く総合指数は101.6となり、前年度比は1.2%の上昇。また、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は99.3で、前年度と同水準だった。