リードテック ジャパンは、従来製品から大幅に省電力化されているというNVIDIA GeForce 9800 GT搭載グラフィックスカード「WinFast PX9800GT Power Efficient」を発表した。発売は4月下旬の予定。価格はオープンだが、店頭予想価格は15,000円前後。

「WinFast PX9800GT Power Efficient」

省電力化について、同社のテストによれば、従来モデル比で平均約35%(消費電力97Wのところ63Wへ)、動作時最大で約46%(消費電力171Wのところ92Wへ)もの消費電力の低減が実現できているとのこと。あわせて、冷却効率の高い同社オリジナルファンシンクにより、冷却機構の静音性にも優れるとされている。

1スロットサイズだが冷却効率の良さを謳う独自ファンシンク

主な仕様は、ストリームプロセッサ数が112基、コアクロックが550MHz、メモリクロックが900MHz(データレート1,800MHz)。メモリは512MB容量のGDDR3 SDRAMで、接続バス幅は256bit。バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I(デュアルリンク対応)×2。