がまかつは、大型の鮎を釣るための開発されたという鮎竿「がま鮎 パワースペシャルIII」を発売した。同製品は、「操作性」「感度」「粘り腰」「パワー」の4要素を最高の次元で実現させたとのこと。
操作性の向上は、穂先から#4までの各継の材料や長さ、太さを見直して、パワーを保ちながら先重りを軽減させることによって実現。感度では、同社の競技シリーズ用の独自開発した"エクストラセンサー"をヒントに継番ごとの剛性差を最適となるように調整。粘り腰とパワーは、胴部分の材料を見直して強さを増すとともに、魚の引きの強さに応じて力を受け止める部分が変化する"アクティブサスデザイン"を追求したという。
今回発売されるのは、20cmから25cmクラスの鮎を照準とし、早瀬や急瀬などでの使用を考慮した「引抜早瀬」、23cmから28cmクラスの鮎を照準とし、早瀬から荒瀬まで場所を問わずに使用できるという「引抜急瀬」、25cmから尺鮎クラスの鮎を照準とし、水量の多い河川や水押しの強い河川などで活躍するという「引抜荒瀬」の3タイプ。また、通常カラーの他にほぼ全体が赤色のレッドモデルが用意され、合わせて16モデルをラインナップ。
穂先には高感度で糸絡みが解消できるというノンリリアンの「からみぼうし」トップを採用し、グリップにはラバー調の滑り止め加工が施されている。全長8.1mから10mのモデルが用意されており、価格は16万8,000円(税別)から21万2,000円(税別)