トレンドマイクロは、ゴールデンウィーク前に必要なセキュリティ対策の確認事項を発表した。同社では、ゴールデンウィーク休暇中には旅行先の情報収集を目的としたWeb閲覧や文書の作成など、家庭内のPCでPDF文書の活用やFlash Playerの動画サイトの利用頻度が高くなるため、WindowsなどのOS以外のアプリケーションのセキュリティホールに修正プログラムが適用されているか確認することを勧めている。
また、ゴールデンウィーク休暇に向けて、ワンクリック詐欺サイトなどへユーザーを誘導しようとする攻撃者がメールを配信することも予想されるので、より一層の注意喚起を促している。
同社では、以下のようなチェックシートを発表している。
ゴールデンウィーク休暇前後「セキュリティ対策チェックシート」 チェック項目
1.Windows Updateなどを利用し、お使いのOSやアプリケーションのセキュリティホールへの対策がされているかどうか確認する。
2.パソコン全体のウイルス検索を行う。最新のパターンファイル(定義ファイル)が適用されているか確認する。
3.休暇中に自宅のパソコンで業務を行う場合は、USBメモリやファイル共有ソフトを使用しないなど会社の規定に従う。
4.メールに記載されているURLや添付ファイルは安易にクリックしない。
5.旅行など外出先にパソコンを持ち運ぶ場合は、紛失や盗難に備え、データを暗号化し、バックアップを行う。
6.旅行などで長期間パソコンを使用しなかった場合は、 休暇後初めてパソコンを使用する際にWindows Updateやセキュリティソフトのアップデートを行う。