防衛省では、「市ヶ谷台ツアー(市ヶ谷地区見学)」開始9周年を記念して、5月30日に同ツアーの休日特別開催を実施すると発表した。ツアーは午前の部(9 : 30~11 : 45)と午後の部(13 : 30~15 : 45)の2回実施され、定員はそれぞれ100名。申し込みは4月23日から5月28日までに、郵送またはFAXでの受付となり、定員に達し次第締め切りとなる。

同ツアーは、防衛省が六本木から新宿区市ヶ谷に移転した2000年より、広報活動の一環として開始され、通常は平日のみの開催となっている。見学できるのは儀じょう広場、市ヶ谷記念館、厚生棟、屋外ヘリ展示場、メモリアルゾーンなど。1.3Kmほどのコースを徒歩で巡るという。なかでも市ヶ谷記念館は東京裁判や三島由紀夫自決の場となったことで有名だ。

「市ヶ谷記念館」

「防衛省庁舎A棟」

申し込みにあたっては、事前に電話で予約状況を確認のうえ、見学申請書および見学者名簿をFAXか郵送で提出する必要があるとのこと。この特別開催に限ってはインターネットからの予約は受け付けないとしており、詳しくはWebサイトを参照。