ハイクオリティなオーディオ・インタフェースをはじめ、数多くのスタジオ製品を擁する米PreSonus Audio Electronicsは、本年4月初頭にドイツ・フランクフルトにて開催されたヨーロッパ最大の楽器トレードショー「フランクフルトミュージックメッセ 2009」にて、プロフェッショナルな各種機能を搭載した新たな音楽制作ソフトウェア「Studio One」を発表した。

KristalLabsにより開発されたというStudio Oneは、まったく新しいDAWソフトウェアとして、群雄割拠のホストアプリケーション・カテゴリーへの久々の本格的新製品の登場となる。最新・最後発のソフトウェアとなるだけに、現在トレンドのワンウィンドウ・ユーザーインタフェースをはじめ、新規コードにより設計されたオーディオ・レコーディング、MIDIシーケンス、マスタリングなどのプロフェッショナルな各種機能が豊富に搭載されており、それらはシンプルかつ快適にオペレーション可能とのこと。

また、革新的なドラッグアンドドロップMIDIマッピング、プラグインマネージメントシステム、リアルタイム・オーディオストレッチ、同社製オーディオハードウェア利用時の自動設定、無制限のトラックおよびプラグイン利用、ReWire/VST2, VST3/AUサポート、3種のオリジナル・バーチャルインストゥルメント、25種以上のプラグインエフェクトが標準搭載されるなど、まさに最新の規格とテクノロジーを装備したオーディオソフトウェアとなっている。

動作環境は、Mac OS XおよびWindows XP/Vista。2009年夏リリース予定で、価格は未発表。

1つのウィンドウで多数の機能を効率的に管理・利用できるように工夫され、クールにデザインされたユーザーインタフェースを備える。「Studio One」だけで、作曲から最終行程のマスタリングまでを行うことが可能