バッファローは22日、ネットワーク対応HDD(NAS)「リンクステーション」のベーシックモデル「LS-CHL」シリーズとして、500GB容量の「LS-CH500L」、1TB容量の「LS-CH1.0TL」、1.5TB容量の「LS-CH1.5TL」の3製品を発表した。価格はそれぞれ16,800円、24,200円、29,600円。出荷は4月下旬より開始される。
今回発表された3製品はいずれも、本体内に保存されているマルチメディアファイルをDLNA対応のテレビ、オーディオ、フォトフレームなどで再生できる「DLNAサーバ機能」を搭載。P2Pソフト「BitTorrent」のクライアントを内蔵し、大容量のファイルのダウンロードが、PCをつけっぱなしにする必要なくNAS単体で利用できる。また、インターネット経由で本体内のファイルにアクセスできる「Webアクセス機能」も用意され、オフィスなどの外出先から自宅の書類データの確認や編集、写真や映像データの受け渡しなどに活用できる。さらに、対応デジカメやビデオカメラをUSBケーブルで接続し、ボタンをワンプッシュするだけで画像や動画ファイルを自動的に転送する「ダイレクトコピー」機能、iTunesで音楽を共有できる「iTunesサーバ」機能、PCの電源に連動して本体の電源が切れる「PC連動電源機能」、USBプリンタを共有できる「USBプリントサーバ機能」といった豊富な機能が用意されている。
この他、東芝製ハイビジョン液晶テレビ「REGZA」に接続すれば、地上/BSデジタルのハイビジョン放送録画用HDDとしても利用できる。
本体サイズはW45×D156×H175mm、重量は約1.1kg。LANポートは10/100/1000BASE-T対応有線LAN×1、インタフェースはUSB 2.0/1.1(ダイレクトコピー/USBプリンタ共有専用)。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Windows XP MCE 2005/2004、Windows Server 2008/2003、Mac OS X 10.3.9以降。LANケーブル(2m)が付属する。