ウィルコムは22日、高速モバイルデータ通信サービス「WILLCOM CORE XGP」を今秋から提供するにあたり、27日から東京都の一部地区他におけるエリア限定サービスを開始すると発表した。サービス期間は4月27日から9月30日までを予定しており、モニターの対象は法人(MVNO・企業・団体等)。一般ユーザーのモニターは募集しない。

対象法人にはエリア限定サービスの期間中にXGP専用データ通信カードが無償貸与され、終了後に回収される。通信速度は上り下り最大20Mbps(理論値)で、端末タイプはPCカード型2機種。サービス料金は無料である。

エリア限定サービスの提供エリア

まず第1段階として27日より、都内でXGPのデモ展示を展開、アプリケーション共同実験パートナーへ順次XGP専用データ通信カードの貸出しを開始する。そして第2段階として6月以降、モニターへのXGP専用データ通信カードの貸出しを開始する予定(モニター数は500ユーザー分)。提供エリアは東京都山手線内の一部地区など。

また、WILLCOM CORE XGPをさまざまな用途で活用するため、一部の企業・団体と共同実験を同時に行っていくとしている。

(詳報は追って別記事で掲載します)

WILLCOM CORE XGP対応カード。NECインフロンティア製(左)とネットインデックス製(右)