不具合と脆弱性を修正した「Firefox 3.0.9」が公開

Mozilla Foundationは21日 (米国時間)、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 3.0.9」をリリースした。動作環境はWindowsとMac OS X、Linux。

今回のリリースでは、9件のセキュリティ問題を修正。Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリの報告によれば、ブラウザエンジンに含まれていた任意のコード実行が可能な脆弱性の問題 (MFSA 2009-14) は、4段階定められた危険レベルのうち最高に分類されている。その他の修正内容は、危険レベル「高」が2件、「中」が2件、「低」が4件。

ほかにも、破損したローカルデータベースに保存されているCookieが失われる問題や、AOLやAIMなどのWebメールサービスでインライン画像が表示されない問題、巨大なフォームの送信に長い時間がかかることがある問題が修正されている。